2008年10月10日

フンザの女性達 その3

「男性の言うモダンなイスマイリー派とは、男性達の自由・解放が中心で
女性達は根本はまだ、イスラム教とフンザの文化に従いながら生きなければならないのよ。」
これは、フンザに住む女性達の言葉です。
確かに、このフンザでは服装の自由、結婚の自由は、未だ男性だけのものであり、
女性達はたとえジーンズを履きたいと思っても、
もし外国人や他の宗派の男性と結婚をしたいと思っても、
父や兄が許してくれない、と、大半が諦めざるをえません。

女性の社会進出に関しても同様。
女性達は大学で学び、手に職を持って働くことを夢見ていますが
実際には、フンザと言う、山に囲まれた狭いエリアでは
田舎である故に職を求める全ての女性達に働く場所を与えるのは難しく、
かといって、女性が職を求めて街に出て行くのを、家族の男性陣はよしと思っていません。
せっかく高い学歴と優れた技術を持っていても、それを持て余している女性が大勢います。
また、職を見つけ、外に出て働いている女性達にも
「私も外で働くようになったのに、家の男性は家事を全く手伝ってくれない。
女性が社会進出するべきだと言っても、これでは女性の負担が増えただけなのでは。」
などという不満があるようです。

昔は日本でも「男は外で働き、女は家の仕事をする」と言うのが当然のことでした。
今では男女の平等をうたい、女性も男性同様社会で活躍をし、
家事を手伝う男性も増えてきました。
このように、フンザの文化や人々の在り方が変化していくことが
フンザにとって良いことであるのか、悪いことであるのかは別として、
いつかフンザも、日本のように変化する時が来るのでしょうか?


2008年10月07日

フンザの女性達 その2

フンザに住む人々、イスマイリー派の人々は、女性の社会進出を応援しています。
でもだからといって、それが女性達の自由につながる、と言うことではないようです。
フンザを訪れる旅行者は、パキスタンの他の地域同様、
フンザの「男性」と話をする機会が多いかと思いますが、
その際、フンザや、イスマイリー派の文化に関する話になると
大まかには、このような話をする人がほとんどなのではないでしょうか。
「イスマイリー派は、イスラム教の他の宗派と違う、モダンな宗派だ。
女性がショールで髪を隠して歩く必要はないし、学校へ行き、卒業すれば仕事だってする。」
しかし、こういった話を女性達とすると、全く違う答えが返ってきます。
「実際には、ショールをかぶらずに出かければ、男達が陰口を叩いたり、
父や兄に“お前の家の娘は躾がなってない”って、告げ口をしたりするのよ。」

ヘイヘイ屋のバイヤーは、この話を聞くと、いつも嫌な気持ちになります。
女性が髪を被わなければならないと言う、
イスラム教の、フンザの文化が嫌だと言うのではありません。
ずっと昔からある文化・風習ですし、
それなりの理由があるからこそ、今もその文化が人々の心に残ってるのでしょう。
バイヤーが嫌だな、と感じるのは、
男性達が「旅行者向けのタテマエ」と「地元女性向けのホンネ」を使い分けていること。
女性達がショールで髪を被って歩くのがフンザの文化であり、
男性達もそれが好ましいと思っているのならば、
なぜ旅行者に、口先だけの話をするのでしょう?
自分たちの文化に誇りを持っているのならば、
もっと堂々と、本当のことを話せばいいのに…と、いつも思います。

もちろん、全ての男性がこうではありませんし、
フンザにも都会や海外からの情報がどんどん入ってくるようになり、
若い世代の人々の考え方は徐々に変わってきつつあります。
それが正しいことなのかどうか、時間が過ぎてみなければわかりませんが、
いつかフンザが、女性達が心から気持ちよく過ごせる土地になるといいなぁと、
ヘイヘイ屋は応援しています。

2008年10月06日

フンザの女性達 その1

フンザを旅行に訪れた方は、ガイドや、地元の人から
「フンザはパキスタンの他の地域と異なり、女性も自由である。」
といった話を聞く機会があったのではないかと思います。
確かに、フンザに住む多くのイスラム教徒の宗派であるイスマイリー派は、
女性の社会進出を推奨し、女性の地位向上のための様々な活動を行っています。
ヘイヘイ屋が入荷した商品も、
女性の社会進出を応援するNGOをバックに持つお店より仕入れをした物です。
では、フンザに住む女性達は、パキスタンの他の地域に住む女性達と異なり、
本当に自由なのでしょうか…?

ヘイヘイ屋のバイヤーが、フンザで女性達と多くの時間を過ごしながら知ったことは
「フンザといえどもパキスタン、イスマイリー派と言えどもイスラム教」
と言うことでした。

これからしばらく、
「ヘイヘイ屋バイヤーが見たフンザ」を
皆様にお伝えしていこうと思います。


PICT0007.JPG

2008年09月20日

フンザのイスラム教・イスマイリー派

フンザのあるパキスタンの国教はイスラム教。
みなさんイスラム教と言えば、
1日5回お祈りをする、ラマダンと呼ばれる1ヶ月の断食をする、
豚肉を食べてはいけない、女性はブルカをかぶって歩いている…
といったイメージを想像されるかと思います。
風の谷・フンザに住む人々も、イスラム教を信仰していますが、
その多くが、イスマイリー派と呼ばれる宗派に属しています。

イスマイリー派は他の宗派とは異なる点を数多く持つ、
イスラム教の中ではちょっと特殊な宗派。
1日のお祈りの回数も3回で、断食をする人も少なく、
モスク(イスラム教徒の教会)はなく、
ジャマット・カーナーと呼ばれる集会所を持っています。
そして、ジャマット・カーナーへは、
イスマイリー派の人々以外、足を踏み入れることはできません。)
イスマイリー派の指導者はプリンス・アガ・カーンという人物で
住まいのあるロンドンから、世界中のイスマイリー派の人々を指導する
精神的・宗教的なリーダーとなっています。
現在イスマイリー派では、教育や女性の社会進出を推奨しており、
そのためフンザでは、就学率の低いパキスタンにおいてトップクラスの就学率を誇り、
手に職を持って活躍している女性も多く見かけます。

ヘイヘイ屋が入荷したフンザの商品も、
外に出て積極的に活躍している、フンザの女性達の手によって作られたもの。
ひとつひとつが非常に細かい作業の手刺繍なので、
インドやネパールなどの商品に比べると、全体的に高めなのですが、
その分、作りもしっかりしています。
また、女性達が作った商品を多く仕入れることで、
女性達の地位や生活向上にも貢献することができます。

2008年09月15日

襟と袖にビーズをたっぷり縫い込んだコットンクルタ入荷!

真っ白な綿の布に、カラフルな刺繍を施した、
シンプルでおしゃれなクルタシャツが入荷しました。

薄く軽やかな綿を使用した長袖シャツだから、暑い日にぴったり!
長袖で日焼けを防ぎつつも、風を通すので、とっても涼しく過ごしていただけます。
襟と袖には、カラフルな糸を使ってたっぷり刺繍。
刺繍のポイントに、ビーズもあしらってあります。

hunza_005_image.jpg

とってもシンプルなデザインのシャツだから、ジーンズとの相性抜群!
洗いざらしのまま、ざっくりとラフに着こなしていただけます。
薄手の布で、透け感がありますので、
下にキャミソールなどを合わせて着用ください。

ウールでできた暖かいフンザの帽子、入荷!

アフガニスタンの内戦の際、
タリバンと対立関係にあった北部同盟の将・マスード将軍という人が
たびたびメディアに取り上げられました。
その際、ヘイヘイ屋のバイヤーは、そのマスード将軍かかぶっていた帽子に注目。
「一体、どこで売っている帽子なのだろう…?」と、密かに気になっていました。
その後、バイヤーがパキスタンを訪れた際、その帽子に遭遇!
パキスタンやアフガニスタンでかぶられている帽子なのだ、と言うことを知りました。

そして今回、パキスタン北部.風の谷・フンザで、
マスード将軍がかぶっていた帽子にそっくりな帽子を入荷いたしました。
フンザの帽子はスード将軍がかぶっていた、先の尖ったデザインではなく、
全体的に丸みのある、フンザ独特のデザインですが、それがまた一層かわいい!
本来は男性がかぶる帽子なのですが、女の子がかぶっても十分に魅力的です。

PICT0630.JPG

ヤクウールでできており、軽くて暖か。
春や秋はもちろん、冬場でも、毛糸の帽子代わりにかぶっていただけます。
ヘイヘイ屋バイヤーも、この帽子はかなりお気に入りで、
冬の間、ずっとかぶっておりました。

人とはちょっと変わったおしゃれな帽子が欲しいと言う方、
この帽子はオススメです!

「風の谷・フンザ」シリーズ、始まります。

「フンザ」という地名を聞いたことがありますでしょうか?
旅行が好き、と言う方でしたら、ひょっとすると、聞いたことがあるかもしれません。
「フンザ」は、パキスタン北部にある谷の名前。
パキスタンの首都・イスラマバードから北へ17時間ほど車で行ったところにあります。
7,000mを超すカラコルムの山々に囲まれた美しい谷で、
旅行者の間では「桃源郷」と呼ばれることもあり、
四季を通じて、パキスタン国内外からたくさんの観光客が訪れます。
日本人旅行者からは、宮崎駿監督作品「風の谷のナウシカ」の
「風の谷」のモデルになった土地ではないか?なんていう噂も出回っており、
噂の真偽のほどは定かではありませんが、
フンザを訪れた日本人旅行者が「なるほど、確かにここは風の谷かもしれない。」と
思わず納得してしまうほど、
穏やかで美しい景観に恵まれた土地でもあります。

今回ヘイヘイ屋は、そんな「風の谷・フンザ」から商品を入荷。
今後このブログで、フンザと、フンザから入荷した商品について、
皆様にご紹介していきます。


PICT0164.JPG

2008年09月12日

多国籍雑貨タラート・チャオに出店しました。

2008年4月19日(土)・20日(日)に
豊橋サイエンスコアで行われた多国籍雑貨タラート・チャオに出店しました。
2日間でたくさんのお客様にご来店いただきました。

DSCN1379.JPG

今年はバイヤーがパキスタンに行っているのでメヘンディの実演は出来ませんでしたが、またパキスタン、インドの商品が入荷予定です。順次アップしていきますので、楽しみにしていて下さい。

2007年11月13日

ゑびす祭りに出店しました

11月10日(土)・11日(日)に名古屋市は長者町問屋街で行なわれた
07第七回ゑびす祭りに出店しました。

日曜日の午前中に雨が降る…という、お天気のぐずつきはありましたが、
それも午後からは回復し、2日通して楽しいイベントとなりました。

ゑびす祭りへの参加は、今年が初めてだったのですが、
予想していた以上に規模の大きなお祭りでビックリ!
繊維問屋街のお祭りということで、洋服なども驚くほど安く販売されおり、
ヘイヘイ屋のスタッフも接客の合間にせっせとお買い物をしてまいりました。
会場は歩行者天国になっており、
その中をお神輿が通過したり、練り歩いている七福神たちと一緒に写真をとったりと、
買い物以外のイベントも盛り沢山でした。
ebisu.jpg
お祭りを訪れる人の数も多く、アジアン雑貨・ヘイヘイ屋にも、
たくさんの方が訪れてくださいました。
当然のことですが、やはり季節やイベントによって
お客様の目をひく商品は異なるようで、
今回はショールやブラウス、
シルバーアクセサリーなどが中心に売れました。
とくに注目を浴びたのは、インドのふんどし!!
アジア雑貨屋でふんどしが売っている…と言う意外性のせいか、
たくさんの方に興味を持っていただきました。
もちろん、見ていくだけでなく、実際に買っていってくださった方もいましたよ!

また、今回は隣のズースに印度良品さんという、
インド雑貨のオンラインショップの大先輩が出店されており、
仕入れの際に気をつけること、フリマ出店の際の気配りなど、
様々なお話を聞くことができ、大変勉強になりました。

イベント参加は色々な出会いがあって、
やっぱり楽しいですね。
アジアン雑貨・ヘイヘイ屋の今年のイベント参加はこれで最後の予定ですが、
イベント参加お休みの間に、
WEBショップに商品もアップしていければと思っています。
ふとした拍子に更新されると思いますので、
皆様、時々覗いてみてくださいね。

2007年11月05日

第七回ゑびす祭りに出店します!

11月10日(土)・11日(日)に名古屋市は長者町問屋街で行なわれる
07第七回ゑびす祭りに出店します。

イベントが開催される長者町は織物の問屋街。
また、地域の若いクリエーターの活動を積極的に応援している街でもあります。

当日は長者町にある問屋が格安で一般に小売りをするだけでなく、
模擬店や屋台に催事のステージをはじめ、
各地方の物産展や募集したストリートライブ、フリーマーケットなどなど、
いつもにない長者町の姿を、たっぷり楽しめるイベントになっています。

アジアン雑貨・ヘイヘイ屋も、これが年内最後のフリマ参加になりそうなので、
いつもより一層気合いを入れて、頑張ろうと思っています。
なんといってもこの時期のオススメはショール
インドはカシミール地方の「ジャマワール」と呼ばれるデザインのショールをはじめ、
使いやすく、お手頃価格の無地のショールなど、様々なショールをご用意しています。
無地のショールは色も豊富にご用意していますので、
秋のファッションの差し色としても、活用していただけると思いますよ!
shawl.jpg
古くから続く問屋街ならではの雰囲気と、
若いクリエーターたちのパワーを味わいに、ぜひゑびす祭りへ来てください。
もちろん、アジア雑貨・ヘイヘイ屋もよろしくお願いいたします!

----------------------------------------------
07第七回ゑびす祭り

●開催日時/11月10日(土)10:00〜17:00・
         11日(日)10:00〜16:00  
●場所/長者町問屋街(名古屋市中区丸の内)
----------------------------------------------